2016年12月21日(水)

 

大変な御無沙汰でございましたー。

約一年、かかわってきた「三代目、りちゃあど」。

お陰様で先日福岡の地にて無事大千秋楽を迎えました。

バリの稽古から始まったこの作品。オン・ケン・センさんという素晴らしい演出家に出会い、日本以外の国の素晴らしい役者さんに出会い、
日本人キャスト、スタッフと共に旅を続けて参りました。こういう形の公演をしたのは始めてだったので、とても刺激のある日々を新鮮な
気持ちで過ごすことができました。始めてなのでわからないけど、なんかこう・・みんな、国や出身が違っても仲良しだった気がします。
みんな適当に自由で適当に一緒にいる、そんなゆるさがあって居心地良かった気がします。
そんな中、特に通訳のおねー様には各地各地で大変お世話になったのは言うまでもなく、単語と身振り手振りでの私の会話に
若干含み笑いを浮かべながらも多大なる愛の手を差し伸べて頂きました~。これは初めて外国人演出家のトミー・チューン氏と
お稽古した時からなんら変わっておりません。進歩のない人間だわー。
でも、これだけ一緒にいると外国の皆様も「こいつはなんとなくこういう事を言っているのかな?」と察してくれるようになり、
複雑で真剣なお話以外は案外コミュニケーション取れてしまうものなんです。さすが世界は一つ!よって・・
またこのような機会があれば「星佳さんのようなタイプの方は、動詞さえおさえておけば大丈夫!」と通訳のおねー様に太鼓判を押して貰ってます。
・・・・あとはもっと単語も知っとこうかな・・。ま、これはあくまで私のようなタイプ(どんな?)に限ると思われます。
下手に文章組み立てようとするよりスムーズ。
で、この写真。ケンセンさんが東京の幕を開けた後、次の仕事に入らねばならず、その代理を務めてくれたリサさんと、
バリからずーっと就いてくれていたザックさん。福岡の夜、日本酒で乾杯~してかなり御機嫌の図(ケンセンさんもこの夜、電話で乱入してました)
この方たちのお陰でみんなで最後まで走りきることができました。人柄も良いうえに、本当に私たちのことを一番に考えてくれる、
プロフェッショナルな彼等。もう既に懐かしく、会いたい気持ちになってます。一緒に頑張ってきたみんなとも、またいつか会えたら嬉しい。

何より観にいらしてくださった皆様、ありがとうございました。

 





 



2016年12月28日(水)


2016年もあと4日程で過ぎ去ろうとしています。

今年もたくさんの経験を致しました。

様々な出会いや出来事が、人を育てていくのだということを、

いくつになっても忘れずに歩んでいこうと思います。

 

2017年はクラシックの世界に浸りながら始まります。

これまで何度か耳にさせて頂いたマロワールドに、自分が入り込むとは・・!

チラシには語りとなってますが、台本とニラメッコする限りでは演奏家、そして奏でられる楽曲と共に
お芝居を繰り広げる感じです。また新たなチャレンジですね。

そして、演奏家の皆様と同じく・・のスタイルで混じらせていただきます。

何年?いや、何十年ぶりのスタイル。

衣装合わせで思わず心が引き締まっちゃいました。

 

マロさんの元に様々に活躍されている演奏家さんが集結して開催されるマロワールド。
クラシックの世界独特の堅苦しさはなく、演奏家の皆さんもリラックスして参加されているのが伝わる美しく楽しい時間。
その贅沢な時間を普段クラシックは遠い世界だわ~と思われている皆様にも、楽しんで頂けるよう励みまくる所存・・です

 

 

皆様どうぞ、良い年明けをお迎えください。