2013年12月28日(土)

いよいよクリスマスも終わり、年末らしさに突入ですね。
今年のクリスマスのマロワールドは本当に素晴らしい物でした。
かれこれ聴きに行ってから一週間以上経つのに思い出すだけで気持ちがワクワク動いて笑顔になります。
あのあまり広くない王子ホールの上に篠崎マロ史紀氏を筆頭にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの
15名の皆さんがわらわらと出てきていきなり音を奏で始めるのです。出方のラフさに似合わず鳴り出した音の綺麗さといったら…!
私、初めて泣きそうになってしまいました。なんか、アタマで泣かされるって凄くないですか?
芝居でも何でもストーリーが積み重なって泣けてくる事はあるんですが、ほんの触りでなんて…。

自分で自分にびっくりしちゃいました。

私、本当に弦楽が大好きです。今年はこのホールでアルメニアのチェリスト、ナレク・アフナジャリン君という
若い素晴らしいアーティストにも出会いました。そして今、この文打ちながら我が家でかけている音はN響のフォアシュピーラー、
そしてマロカンパニーに欠かす事のできない桑田歩さんのチェロCDだったりします。

そうそう、今年はまさかのチェロを自分で弾くという経験もしちゃいましたね。
でっかいチェロを持ち運びするも、憧れのある楽器だから苦にもならず、にこにこ稽古に現場にと通っていました。

表現できる世界があるというのは素晴らしい事。

その時、その年齢、ずっと重ねてきた物等。今の私は、まだまだ中間といったところでしょうか。

様々なアーティストを目にしながらも、その時、その年齢、そして自分らしく。来年に向かっていきたいと思います。

皆様も良いお年を御迎えくださいね。