2012年5月9日(水)

久し振りに伊集院静さんの文を読んだ。何故本ではないかというと、「伊集院静の流儀」というムック本みたいな物だったから。
過去に綴ったエッセイや対談、これを出すにあたっての書き下ろした物も勿論入っている。
写真で見る限り、燻し銀の魅力と恰幅は益々増していらっしゃるようだ(知り合いじゃないけど)
対談や質問お答えコーナーには思わず笑ってしまい、家族の事を綴ったエッセイと巻末に収められている二本の小作品には目頭を度々熱くさせられた。

無機質そうな字面の中に、どうしてこんなに優しさと涼やかさ、そして重みを感じさせられるのか。
やっぱり私もこの方の作品を初めて手にした時より年を重ねて来たからなのか。
私が感じるところの繊細で骨太な文章が以前よりしっくりきている事に驚いた。そして、日常の自分の乱れた言葉遣いを反省してしまう。

日本の言葉は美しい。

エッセイ好きな私だけど、久々伊集院さんの作品を手にしようかな。




 


2012年5月18日(金)

いや、なんかスペクタクルなお天気に地震もあった日ですね。
風が勢い良く吹き込んできたから、窓がガタガタしてその振動かと一瞬思いましたよ。
それ位あっという間の突き上げ。やっぱり太陽との間隔もこの天気って影響してるんでしょうかね。
日食間近。知人とプラン練ってます。宇宙のスペクタクルですからね、それなりに楽しもうと思います。



 
 

2012年5月21日(月))

御覧になりましたぁ〜? わたくしはバッチリ!知人の御縁で伺ったお家の屋上からなんにも遮る物なく楽しませて頂きました。
日食眼鏡も勿論用意してましたが、結局禁じらている肉眼で、いかんと思いつつも見ちゃってたな。
でも確実にいけない事をした人は、お天気的に多かったのではないでしょうか。雲のフィルターで逆にリングが見えましたもんね。
きっと網膜、軽く火傷してます。でも良しとします。滅多に見られる神秘ではないので。
月が重なった時には辺りも薄暗くなり、肌寒くなりました。やはり太陽って明るく暖かいのだと解ってはいたつもりだけど、再認識しました。
日食の時間になるとあちらこちらから子供の歓声が聞こえて可愛かったです。
全ての人がというわけでは決してないけれど、ある意味日本の、特に太平洋側に住む人達の気持ちが一緒に楽しむ事で高まった、
良いイベントを宇宙から頂いたと感謝しよう。


 





 

2012年5月25日(金))

先日、今人気スポットと謂われる敷地内のレストランに友人達と行ってきた。
軽井沢の中にあるみたい・・とか、外人さんが多くて異国の雰囲気が楽しめる・・とかの評判。
どれどれ。妙齢の私達にはどこか昔を彷彿させる雰囲気。
テーブルの上には蝋燭の火が揺らめいて、適度に緑のあるテラス席とか。
あら、わたくしが一番に思い出したのは、まだ関西在住の中でもぐっと若かりし頃、神戸の先にあった舞子のほうに
「ウェザー・リポート」という当時のトレンディを絵に描いたようなカフェ・レストランがあったなぁ〜という事。
今の今迄一度も思い出した事なかったわ〜。いつしか遠い目に。
あと仲間御飯で良く行ってた国道沿いの「ロイヤルホスト」。なんか全体的にウッディな感じとか四角い感じとか、
お皿のせいかしら〜。と、またまた遠い目。皆で店内を見回しながら、あの頃だったらこの雰囲気にこのお味も
きっと楽しんでたよね〜と言い合うも、久々流行と言われてる場所の中に身を置いたよ!とかなんとか、
なんともせつない感満載でお開きとなりましたとさ。