2006年2月5日(日)

稽古休み。俄然部屋の模様替えを数日前から考えだし、
友人に作ってもらう家具のサイズを測りにきてもらう。
やっぱり本の収納率が一番だね。
減らそう減らそうとしても買う時は一週間毎日一冊以上の
勢いで増えてく事もあるからなー。
台本なんて終わったら殆ど手元にないのに。というか、
ある意味キリがないから残さないようにしだしたんですけどね。
でも今日は気持の良い日で嬉しい。出かけなければと
思いながらも窓を開け放って音楽かけてうだうだしてしまう。
おみやげに持ってきてくれたケーキ、さっき一緒に食べたのに、
このまままたティータイムに突入しそうな勢いです。
出費もかさむけど、お願いした家具が届くのがすっごく
楽しみになってきたな。


2006年2月17日(金)

いやー、気分的に盛り下がってるね、トリノ。
なんか騒ぎ過ぎて各選手追い込んじゃった感じ。
メダル、メダルと言われてもーみたいな。
あとやっぱりメダルを取っている国の選手ってもう顔が違うね。なんか。
日本人は海外では若く見られがちだと言うけれど、それにしても大人な
雰囲気の選手が多いなーと。お腹の中心にすとーんと重りがきっちり
落ちてる感じが強いとでも申しましょうか。競技を見ていてあんまり
不安にさせられないんだよね。失敗しても立ち直りが早そうだし。
四位やら八位やらでもほんとは凄いんでしょ。メダルがないだけで。
フィギア男子の上位の人達はなんかリンっ!としてましたよね。
プルシェンコはもう金以外に用はないという挑み方だし、
彼の他の競技会のエキシビジョンなんか見るともうショースターなんですよね。
自分も人も楽しませるという力を持っていて、大競技大会にも屈しそうにない
魅せるという技を持っているなと。特にファンという事ではないですが、
ヤグディンにしろプルシェンコにしろ、力はもともと持っているけど
それだけではない強さと何かを見せつけられて、あー、もう降参です、
あなたはすごいっ!と思わせられる瞬間があるんですね。
ショートプログラムが今回はそうでした。
あと、三位のカナダの選手のフリーが楽しそうだし、何より気持ち良さそうで
ニコニコしてしまいました。高橋君は四年後、是非もう一回見せて欲しいよね。




2006年2月24日(金)


はーっ、やったねー荒川さん。いや、素晴らしいplayでした。
あんまりどきどき、はらはらしなかったよね。
ショートの時のほうがちょっと緊張してる?と思ったけど
その後の公開練習の安定ぶりったら。
メダルを期待しすぎちゃいかんと思っても、もしかして
この人金いけるんじゃない!?と、心の中で期待してました。
もーう、朝の5時に目覚ましセットして、安藤さんからばっちり
見ましたよー。無理に四回転にこだわる必要もないのでは?
とも思ったけど8位発進、しかも今しかできない無茶もしてみようや、
といった感じでどんどん四分間の演技の中で体力的にも崩れて
いったけど、彼女は彼女でいっぱいいっぱいの中で闘ったと
思ったら拍手しながら頑張ったね、と言ってました。
村主さんも良かったね。本番の安定感にはド根性を感じますよね。
とても綺麗で絵を見ているような気分でした。
いかんせん、むずかしい技のある人ではないという理由からか、
数字はのびませんでしたがスケートを愛す人という部分では
どのジャッジも高得点を与えていたでしょうね。観客の心に残る
スケーターの一人である事は間違いないです。
そして荒川さん。技術も愛も両方が高得点だったのではないでしょうか。
あまりの事に演技終了後、テレビの前に正座して拍手しながら
“あなたは素晴らしい!!”と言っていた私です。高貴、優雅、美しい、
どんな美辞麗句を並べても追い付きませんね、この感動には。
ある瞬間、神様に選ばれた人だけの持つ輝きとでも申しましょうか。
勿論御本人の努力もあるわけですが、誰もが惹きつけられたと
思われる時間でした。すごい力だよねー。
あと顔にメダルが見えなかったよね。意識がないというか、
超えてるというか。上位二人にはそれが見えてちょっときつかったね。
メダル、メダル、メダル・・とな。どんなにすごい選手でもそんな事やら
あんな事で調子をあっという間に崩してしまうんだから、ほんっと!
よくぞ自分を貫きました。私より全然若いのにすっごく大人に思えます。
もう師匠と呼ばせてくださいってくらい。はー、これで寝不足ともさよならね、
と安堵していたら次はエキシビジョンじゃん!どーしてもタイムリーで見たい、
それがオリンピックというものなのですね。